トップダウンの目標とボトムアップの目標

所属のチーム(経営やバックオフィスや営業や開発や研究などなど)が目標を設定することで得られることはいくつもあります。

例えば、
重要な事がわかり、
所属しているメンバーの思考が統一され、
コミュニケーションが活発になり、
進捗状況が数値化でき、
自分の仕事がチームの成功に貢献できる実感が得られます。

目標設定の効果を高めるためには、トップダウンの目標だけでは不十分です。理由としては、個人のやる気や向上心を高めることが十分にできないからです。
自分の目標が会社やチームに貢献できる実感をいっそう高めることをできるようにするために、その効果を得られるボトムアップの目標を設定することが重要になります。

目標のすくなくとも60%はボトムアップにより設定することがよいです。

目標設定の準備

多くの企業で目標管理を導入していますが、そのほぼすべてで、導入段階が最も困難であることは間違いありません。多くの理由としては、どのような目標管理でもその内容に全員がコミットし、メリットを完全に理解し、困った時に制度を引っ張る責任者を定めることですが難しいためです。この段階を乗り越えるため、専門家などに手伝ってもらうことは一つの解決策です。

目標設定の考え方

トップダウンにしろボトムアップにしろ目標を決めるためには、WHY→HOW→WHATの順番で考えます。

1.チームの存在理由を明確化(WHY) 担当 : チームリーダー

2.一定期間内(1月からの3ヶ月間)に到達すべき目標(HOW) 担当 : チームリーダー

3.具体的な行動(方法)設定(WHAT) 担当 : チームリーダー or チームメンバー or 全員

開発会社の実例でみてみると

  • チームの存在理由(Why)
    人々にシステムで幸せを届ける

  • チームの目標(How)
    システム開発の貢献度を高め、報酬を20%アップ

  • チーム行動(What)
    システム提案を毎週実施
    1ヶ月でカバレッジを95%にアップ
    デザイン勉強の為トップページ案を5つ作成

ボトムアップで目標を設定する場合は、Howの部分をチームメンバー全員だったり、個別でリーダーと話し合い設定していきます。そのときにリーダーがしっかりとそれぞれの強みや現在の状況(子供が風邪で早く帰るとか)を理解していることが重要です。

さいごに

目標を100%達成することが重要ではありません。それぞれのやる気を引き出し、ベストな行動に向けて歩むことが重要です。そのために目標の見直しは頻繁に行い、個人や世の中の状況に合わせていきます。
そして、
できなかったことを反省することよりも、できる行動について深く考えていくことをおすすめいたします。