チームマネジメントで重要な振り返り

みなさんのチームや組織でも、定期的にメンバーと目標の達成状況や進捗状況について「振り返り」を行なっているのではないでしょうか?

メンバーと定期的に「振り返り」を行うことで、組織がメンバーに期待することとメンバーの目標のズレを修正したり、遅れ気味な進捗状況に対して改善策を打つことができます。
また、定期的に行うことでメンバーのモチベーションの低下を抑制することもできます。

「振り返り」はチームマネジメントを行う上で非常に重要で、なくてはならないものになっています。


最適な振り返りのタイミング

ところで、みなさんはどのタイミングで「振り返り」を行なっていますか?
ほとんどのチームが四半期単位で振り返りをしているのではないでしょうか。
中には月に1回のペースで行なっている組織もあるかもしれません。

しかし、ビジネススピードがとてつもなく早くなっている昨今では、四半期や月1回の振り返りでは対応することができなくなっています。
特に四半期ごとの振り返りだと、目標への軌道修正をしようとした時にはすでに手遅れ、なんてことになりかねません。

今回の記事では、振り返りのタイミングとして新たに提唱されている「リアルタイムフィードバック」について取り上げます。


多くのアメリカ企業が取り組み始めた「リアルタイムフィードバック」

「リアルタイムフィードバック」は多くのアメリカ企業で導入されています。
代表的な会社としてアドビシステムズやゼネラル・エレクトロニックなどが挙げられます。
JPモルガンも2017年3月にリアルタイムフィードバックを導入することを発表しました。

アドビシステムズのケースでは従来型の年次評価からリアルタイムフィードバックに変更したことで、主体性を持つ従業員が増えて自主退職の割合が30%も減少したそうです。
フィードバックの頻度を上げることで、業績を上げているメンバーは「評価されている」と感じ、結果が出ていないメンバーは「リアルタイムフィードバック」によって、改善策を受けたり励まされたりしています。
「リアルタイムフィードバック」によってメンバーの孤立感や不公平感を減らし、パフォーマンスの向上につなげているのです。


「リアルタイムフィードバック」を行うポイント

多くのアメリカ企業が導入し始めた「リアルタイムフィードバック」ですが、具体的に運用するポイントは何があるのでしょうか?

ポイント1:「S.M.A.R.T」な目標を作る

誰もが公平な判断ができ、明確に進捗状況のチェックができるように「S.M.A.R.T」に基づいた目標を作りましょう。
「S.M.A.R.T」とは「Specific(具体的に)」、「Measurable(測定可能な)」、「Achievable(達成可能な)」、「Realistic ( 現実的であること )」、「Time-oriented ( 期限が明確であること )」の5つの基準の頭文字を取ったものです。
まずは具体的な目標をしっかり立てることで、フィードバックがしやすいようにしましょう。

ポイント2:メンバーの現状把握をしっかりと行い、課題を共有する

達成状況やメンバーが抱える懸念点などメンバーが抱える状況や課題をしっかりとヒアリングしましょう。このヒアリングを行うことでメンバーは「自分のことを理解してくれる」と感じます。

ポイント3:メンバーの課題解決に向けたコーチングを行う

メンバーの課題を共有できたら、課題解決に向けて動きましょう。ここではいわゆるコーチングのスキルが必要になります。質問と傾聴をうまく使って、メンバー自身が解決策を思いつくように促しましょう。
うまく行うことで、メンバーの自主性を保つことができます。

ポイント4:目標そのものに変更があればすぐに行う

ビジネススピードが早くなる中で、優先順位の変更やそもそもの目標自体の変更なども増えてきます。定期的に見直すことで、ビジネススピードに対応しましょう。

ポイント5:人事評価とは分けて考える

「リアルタイムフィードバック」の一番の目的はメンバーのパフォーマンスを最大化することです。人事評価と分けて考えることで、メンバーの正直な状況を引き出すことができ、目標達成にフォーカスすることができます。


終わりに

今回は「リアルタイムフィードバック」という考え方を紹介しました。
目標達成は登山と似ています。
いつの間にか、全く違う登山ルートを登っていることを避けることは1つ。
頻繁に山頂と現在の位置をチェックしてズレが生じていたら修正する、ということです。

チームマネジメントで重要な「振り返り」は本来、メンバーが今後パフォーマンスをより発揮するための場として非常に重要なはずです。
しかし、なんだか面倒臭い、と思っている人も多いのではないでしょうか。
「リアルタイムフィードバック」という考えを取り入れて、チームのパフォーマンスを向上させて、目標達成ができるチームに変えましょう!

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